プロ志望届を提出している武蔵大の松下豪佑外野手(4年=佼成学園)が4打数3安打3打点と大暴れした。チームも勝利し、5連勝を飾った。松下は「来た球を打っただけ。それが良かったと思います」と笑顔を見せた。

上を目指すきっかけは、6月に開催された大学日本代表の合宿に参加したことだった。「選ばれなかったけど、レベルの差は感じなかった。自信になったんです」。合宿後に、プロ志望届提出を決意した。具体的な目標を掲げると、バットを握る手に力がこもった。「引っ張りに流しもできる。スキのないバッティングができるようになり、自分の持ち味になりました」と胸を張った。

絶好調の主砲の活躍でチームも5連勝。首位を走る。「首位打者をとりたいですね」。松下は目を輝かせた。