DeNA佐野恵太外野手が、中日岡林勇希と1打席目から激しい最多安打争いを繰り広げた。

1回、中日岡林が左前打で156安打目を放ち、単独トップに立つと佐野も1打席目に三塁への内野安打を放ち、再び並んだ。

3回には、中日岡林が157安打目をマーク。佐野は2打席目は見逃し三振に倒れた。

5回に迎えた岡林の3打席目は四球で勝負を避けたが、8回は左前打、9回には二塁打でこの試合4安打をマークした。

佐野は、6回に迎えた3打席目は遊ゴロに倒れたが、8回の4打席目に左前打を放ち、2本差で試合が終了した。

ヤクルト村上と首位打者争いを繰り広げる中日大島は、1回無死一塁で迎えた1打席目は中飛、4回無死で迎えた2打席目は四球、6回の3打席目は中前打で、8回の4打席目は四球で2打数1安打だった。

○…ロドリゲスが来日初タイトルの最優秀中継ぎ投手を確定させた。8回に2番手で登板し、無死一、二塁で牧を併殺打に打ち取り、楠本を空振り三振。1回無失点で39ホールド目、勝利数を加えて45ホールドポイントとし、阪神湯浅、DeNA伊勢に上回られる可能性が消えた。リリーフ転向1年目の栄冠に「練習の成果を出せて本当にうれしい。リリーフという役目をもらいうまく適応できたことが良かった」と話した。

▼月間11ホールドのセ・リーグタイ記録=ロドリゲス(中日) 30日のDeNA25回戦(横浜)でホールドを記録して達成。21年10月清水(ヤクルト)以来5人、6度目。プロ野球記録は14年7月五十嵐(ソフトバンク)の12ホールド。

▽中日立浪監督(主軸の阿部、高橋周の犠打を絡め勝利)「きょうはとにかく(小笠原に)2桁を勝たせてやりたいと、クリーンアップにもバントをさせた」

▼通算1000試合出場=堂上(中日) 30日のDeNA25回戦(横浜)の9回に代打で出場して達成。プロ野球518人目。初出場は08年8月3日の巨人15回戦(ナゴヤドーム)。

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