阪神がレギュラーシーズン最終戦を総力戦で引き分けた。

前日1日に3位と2年連続CS進出が確定。この日は12イニングで投手9人をリレーさせ、10回表に9番手の才木浩人投手(23)を登板させた時点で、ベンチ入り26人を全員使い切った。

先発の西純矢投手(21)は3回を1安打無失点。0-0で迎えた4回表は最優秀中継ぎ投手の座を争う湯浅京己投手(23)が1イニングを無失点に抑え、リーグ最多の中日ロドリゲスに並ぶ45ホールドポイントで初タイトルを手にした。6回に登板した岩崎優投手(31)は2死一、三塁のピンチを防ぎ、1イニングを無失点で2年ぶりの防御率1点台(1.96)を達成した。

1-0の9回表、7番手カイル・ケラー投手(29)が2/3回を4安打1四球で3失点。それでも2点を追う9回裏、途中出場していた梅野隆太郎捕手(31)の左前適時打で1点差に。さらに大卒2年目の栄枝裕貴捕手(24)が代打でプロ初出場し、初打席初安打初適時打となる右前適時打で試合を振り出しに戻した。

26人目の登場となった才木は10回からの3イニングを無失点。「6番右翼」でフル出場した佐藤輝明内野手(23)は、大卒2年目以内の野手では81年岡田彰布、05年鳥谷敬に次いで球団3人目となる全試合出場(3人とも2年目)を達成した。

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