オリックスが大逆転で、95~96年以来のリーグ連覇を飾った。 ソフトバンクが優勝マジック「1」で迎えたロッテ戦に敗れ、2位オリックスが楽天に勝利した。最終成績が76勝65敗2分けと両球団が勝率で並んだが、直接対決で勝ち越しているオリックスが2連覇を決めた。

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▼オリックスとソフトバンクが76勝65敗2分け、勝率5割3分9厘の同率でシーズンを終了。パ・リーグの順位は勝率で決まり、勝率が同じ場合は(1)当該球団間の対戦勝率(2)リーグ内対戦成績の勝率(3)前年順位の順で決定。オリックスはソフトバンク戦に15勝10敗と勝ち越しているため、オリックスが優勝となった。

▼CSが始まる前は優勝決定法が異なり、同率で1位に2球団が並んだ場合は優勝決定戦(3試合)を行うことになっていた。ただし、2球団が同率1位で終了したことは過去になく、今年のオリックスとソフトバンクが初めて。CS以前ならば両チームで優勝決定戦だったが、「ルール」でオリックスの優勝が決まった。なお、1リーグ時代の36年秋は勝ち点で優勝を決め、勝ち点で並んだ巨人とタイガースが優勝決定戦を行って巨人が優勝した。

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