ロッテ高部瑛斗外野手(24)がシーズン44盗塁で、自身初の盗塁王を獲得した。

昨季まで4盗塁だったものの、プロ3年目の今季は荻野貴司外野手(36)の出遅れもあり、開幕からレギュラーに定着。2位以下に大差をつけての初タイトルになった。「思い切って挑戦する気持ちとか、1つ1つのプレーを大事にしてきた結果だと思います」と胸を張った。

主に1番打者、2番打者を任され、得点力不足に悩むチームを引っ張った。盗塁以外でもリーグ3位の608打席に立ち、それぞれ同2位の148安打に66得点。飛躍の1年になった。「後がない気持ちで、本当に今年ダメだったら終わりなんじゃないかなという気持ちでキャンプをスタートして。逆境じゃないですけど、そういう気持ちがこのシーズンにつながったのかなと思います」と振り返った。

昨年は24盗塁の荻野、和田康士朗外野手(23)が西武源田、日本ハム西川(現楽天)と並んで盗塁王に。ロッテからは2年連続での盗塁王となった。

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