オリックスが歴史的大逆転で、仰木監督やイチローらを擁した95、96年以来のリーグ連覇を達成した。

勝利が絶対条件だった楽天に逆転勝ちし、優勝マジック1だった首位ソフトバンクがロッテに逆転負けしたため、同率ながら対戦成績が上のオリックスに凱歌(がいか)が上がった。

敗れた5球団の監督コメントは以下の通り。

 

ソフトバンク藤本監督 こっちが有利やったんやけどね。勝てばというところまで来てたんですけどね。プレッシャーがあったんかな。オリックスは投手陣が良かったですよね。先発、中継ぎ、パ・リーグで一番そろっているんじゃないかなと思います。

西武辻監督 先発、中継ぎと投手陣が素晴らしく、なかなか点をとることができませんでした。我々は勝ち越すことができましたが、昨年リーグ優勝したことが大きな経験となり、選手たちに自信もあったのだと思います。

楽天石井GM兼監督 投打、本当にしっかりとしたチームで、その周りを固める選手も安定感があったんじゃないかなと思います。ピッチャーで言えば、山本君以外のピッチャーも安定感があったと思います。

ロッテ井口監督 投打にしっかり軸のあるチームだと思いますし、エースだったり4番だったりがしっかりと軸になって回ってましたしね。そういうチームにうちもしっかりと仕上げていかなくちゃいけないなと思っています。

日本ハム新庄監督 層の厚さを感じますね。気が付いたら負けているっていう感じでした。中嶋さん、そういう運を持ってますよね? 運というか実力もあって、雰囲気的に「ヨシ! 行ける」と思っても、気が付いたら、あらあらあら…って。それが、強いっていうことでしょうね。頭がいい。野球を知り尽くしている監督ですよね。