今夏の全日本大学選手権4強の佛教大が、リーグ8連覇を逃した。

京都先端科学大に王手をかけられて臨んだ試合で、先発の山本奨人投手(3年=智弁学園)が5回まで2安打無失点と好投。辛抱強く味方の援護を待ったが、6回に3四死球で1死満塁のピンチを迎え、相手5番に先制犠飛を許した。0-1の7回から今秋ドラフト候補の最速148キロ右腕・木村光(4年=奈良大付)が中1日で救援登板も、2死満塁で相手4番に適時三塁打を打たれ、決定的な3点を失った。

木村は今春、右肩を痛めたが「今は不安はない」と明かす。この日も最速146キロをマークしたが、7回のピンチでは外角の直球を右翼線に運ばれた。「最後、変化球も選べたのですが、変化球を外野手の前に落とされるより、外野フライを打たせた方がいいと思ってまっすぐを選んだ。どういう方法がよかったのかを考えて、改善につなげていかなければ。エースとしてチームを勝ちに導く役割ができていなかった。失敗から次(のステージで)の成功につなげていけるようにしないと」と唇をかみしめた。

今夏の全日本大学選手権では、19年決勝で敗れた東京6大学王者の明大を準々決勝で破り、4強入り。春秋続けての全国での活躍を目指してきただけに、試合後のロッカーにはすすり泣く声が響いた。