「ロマン砲」は北の大地で花を咲かすか。阪神江越大賀外野手(29)の日本ハムトレード移籍が決まった。江越は14年ドラフト3位で阪神に入団。2年目の2016年には72試合に出場し、4試合連続本塁打の離れ業をやってのけるなど将来の主軸として期待された。

ただ、その後は出場機会が減り、8年目の今季は出場24試合、3年連続の無安打だった。入団時から走好守とポテンシャルの高さは誰もが認めるところ。いつか大活躍するのではと、SNS上では「ロマン砲」と呼ばれることもあった。日本ハム新庄監督のもとでブレークなるか。

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江越の一問一答は以下の通り

-通達があった

「そうですね、ビックリしたというか、はい、ビックリしたというのがまず一番の印象です」

-新たな挑戦ができる

「本当に球団の方にも言われましたけど、本当にチャンスなんで、このチャンスをしっかりと生かしたいと思います」

-日本ハムのイメージ

「若くていい選手が多いので、自分も若くはないですけど、負けられないなっていう気持ちです」

-阪神で印象に残っているシーンなど

「満員の甲子園で試合ができたというのが、初めてそれを経験した時はすごく鳥肌が立ちましたし、それがすごく忘れられないですね」

-自身のプレー、守備、試合などでは

「2年目の4試合連続本塁打を打った時の歓声はすごかったなと思います」

-阪神時代

「全然結果が残せなかったので、新しい場所で、この悔しさというか晴らせればいいなと思います」

-日本ハムに行ってもあきらめない、積極的な矢野前監督から学んだスタイルは生きる

「日本ハムも積極的な野球というか、僕が見てそういう風に見えるんですけど、そこは矢野監督の元でやった野球は絶対につながってくると思うんで。そこは積極的なプレーでしっかりと自分の野球ができたらなと思います」

-走攻守、どんなところでアピールしたい

「すべてにおいてアピールして、自分のいいところを全部出せればいいなと思います」

-家族に報告

「しました。いや、まあ、驚いていましたけど、あまり詳しくはまだ、話していないんで」

-日本ハムに親交のある選手

「いや、そんな仲がいい選手はいないので、少し不安はありますけど、野球をしにいくので」

-新庄監督とできる

「すごくメディアで見ていた方なので、僕もああいうかっこいい、選手時代もすごくスター性がある選手だったので、僕もそういう選手になれるように頑張りたいと思います」

-江越選手が評論家など周囲からポテンシャルが高いと言われていたことはどう受け止めていた

「そうですね、まあでも、プロの世界なので結果がすべて。とにかく結果が残せるように頑張りたいです」

-阪神ファンにメッセージ

「8年間、こんな僕でもたくさんの応援をしていただいたので感謝しかないです」