楽天は19日、都内でスカウト会議を行った。前日18日に立大・荘司康誠投手(4年=新潟明訓)を1位指名すると公表。競合してくじで交渉権獲得を逃した場合や、2位以降の指名シミュレーションを行った。支配下では投手中心で6、7人を指名する予定。石井GM兼監督は「あそこもここもというのはしたいんですけど、そこまで追いつくかは分からないです。今チームのスポットとして落ちているところだったり、年齢が高くなっているスポットだったり、若い選手がチームの中に足りないというところの年齢の表を見ながら、少しやっていかないといけない」と説明した。

育成選手も、複数人獲得していく方針。石井GM兼監督は「一芸に秀でている選手はいますよ。肩がいい、足が速いとか、粗削りだけど遠くに飛ばせるという人で。そういう選手にスポットをあてています。全体的にバランスが良くて育つかもしれないという人はいないです。育成でトライできるような選手を数多く指名できれば」と明かした。