関本先輩のように! 阪神ドラフト5位の天理・戸井零士内野手(17)が、OBの関本賢太郎氏(44)に続く活躍を誓った。奈良・天理市内の同校で畑山統括スカウトと担当の山本スカウトから指名あいさつを受けた。「実感が湧いています。活躍できるように準備したい」と引き締めた。

「尊敬している関本さんのような選手になりたいです」。目指すは同じ高卒で阪神入りし、181センチの戸井と同じく、大型内野手として活躍した先輩だ。堅実でユーティリティーな守備。さらに、パンチ力のある打撃など共通項は多い。関本先輩は2軍で鍛錬を積み、4年目に1軍デビュー。05年の第1次岡田政権では主に二塁で97試合に出場し、リーグ優勝に貢献した。戸井が2年の春には母校を訪れ、「気持ちが大事だ」と金言も授けてくれた。

「遊撃だけでなく、二塁、三塁でも勝負したい。守備力は天理高校で培ってきた自信も持っています」。尊敬する先輩に追いつけ、追い越せで奮闘する。【三宅ひとみ】

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