広島ドラフト4位の高崎健康福祉大高崎・清水叶人(かなと=18)捕手が4日、群馬・高崎市内の同校で指名あいさつを受けた。

新井貴浩監督(45)のサインと「感謝」のメッセージが入ったドラフト会議のIDカードを、担当の高山健一スカウト(51)から受け取った。「指名していただいて、改めてうれしい。ドラフト4位で広島に行くんだなという気持ちになりました」と話した。

二塁送球1秒77の強肩が持ち味。今も左利きだが、右投げ左打ちで高校通算25本塁打を誇る。「打てる捕手を目指したい」と目標に広島・坂倉の名前を挙げた。坂倉は、日大三から16年ドラフト4位指名と順位が同じ。それを聞いた清水は「え、まじすか!?」と驚きの表情。「それはちょっとびっくりです。スタートラインは同じなので、どんな練習をしたのか経緯を聞きたい。(打撃の)タイミングのとり方を聞きたい」と話した。

高山スカウトは、高校に入学していた当時から肩の強さに目をつけチェックを続けていた。「早い時期からアピールしてほしい。打てる捕手として、正捕手になるのを目指してほしいと思います」と期待を寄せた。