今季中に海外フリーエージェント(FA)権を取得した阪神西勇輝投手(31)が7日、兵庫・西宮市の球団施設に姿を見せた。

西勇は19年にオリックスから移籍し、今年で4年契約が終了。オリックス時代を含めれば、5年連続規定投球回に到達した。今季は23試合で9勝9敗。加入後最良の防御率2・18は、同僚青柳に次ぐリーグ2位の好成績を残した。西勇に対してはソフトバンクが動向を調査しているが、阪神も新たな複数年契約を準備して全力で慰留に努める方針。9日がリミットの決断が注目される。