法大が序盤から得点を重ねて東大に勝利し、3位で終えた。2時間を超え、フレッシュトーナメント規定のため8回で打ち切りとなった。

9番の大沢翔一郎外野手(2年=上尾)が、4打数3安打1打点と存在感を発揮した。4回1死三塁では、左中間を破る適時三塁打を放ち追加点を挙げた。結果には「自分の中では、できすぎです」と笑顔で話した。

今秋のフレッシュトーナメントで神宮デビュー。「別の世界のようで、緊張しました。体が硬くなってしまった」とブロック戦では思うような結果を残せなかった。最終戦では持ち味の打力をアピールし「実際に立ってみると、フィールドが広いし、立った人にしか分からない圧倒される雰囲気があった」とグラウンドを味わった。

19年の神宮大会をスタンドから観戦し「神宮でプレーすること」が目標になった。次に目指すのは、リーグ戦の舞台。「泥臭く、観客の心を動かすようなプレーヤーになりたい。リーグ戦のメンバーに食い込めるように、練習に励みます」と意気込んだ。