マサカリ投法で知られる、プロ野球元ロッテ投手として活躍した村田兆治さん(72)が11日午前5時57分に亡くなった。死因は一酸化炭素中毒とみられる。

広島OBの北別府学氏は同日、自身のブログを更新。「野球の一本道を歩んで来られた方」とのタイトルでしのんだ。

「尊敬する村田兆治先輩 一緒に様々な仕事をさせていただきました 同じ投手出身ということもあり 何かと声をかけて頂きました 私の闘病前、最後にお会いした際も 今後も野球の環境が整っていない地域の子供たちへ一緒に野球を教えに行って欲しいと頼まれていました。 いつお会いしても野球の話しかされない方、一本気であり本当に野球の一本道を歩まれてきた方でした。 もう一度お会いして野球の話がしたかった! 心よりご冥福をお祈りしています。」(原文まま)とつづった。

2人はセ・パ両リーグを代表する投手として同時期に活躍。引退後はともに沢村賞の選考委員を務めていた(村田さんは今年は辞退)。