巨人は11日、ソフトバンクを退団した松田宣浩内野手(39)と来季の支配下選手契約を締結することに合意したと発表した。

17年目の今季、出場機会が減少し、43試合で打率2割4厘、0本塁打。ソフトバンクから来季の構想外を伝えられたが現役続行を希望し、他球団への移籍を目指していた。

◆40歳以降の巨人移籍 83年5月生まれの松田は来季が40歳シーズン。40歳シーズン以降の巨人移籍は79年石井茂雄投手(クラウンから)86年高橋直樹投手(西武から)94年落合博満内野手(中日から)18年上原浩治投手(カブスから巨人復帰)がおり、野手では落合以来となる。

◆松田宣浩(まつだ・のぶひろ)1983年(昭58)5月17日、滋賀県生まれ。岐阜・中京高-亜大を経て、05年大学生・社会人ドラフト希望枠でソフトバンク入団。08年からレギュラーに定着し、11、13~19年ゴールデングラブ賞、18年ベストナイン。13、17年WBC、15、19年プレミア12日本代表。三塁手で1833試合出場はパ・リーグ最多。180センチ、86キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億5000万円。