西武与座海人投手(27)が侍の悔しさ、経験を来季につなげる。

12日、日本代表からチームに戻り、カーミニークでの秋季キャンプに参加。「もっともっとレベルアップしないといけない。ただ単純に力不足だった」と実感を込めた。

6日の巨人との強化試合に先発し、4回7安打4失点と打ち込まれた。初めて背負った日の丸は、ほろ苦い結果に終わった。それに加え、今永、石川、佐々木朗、宮城ら代表選手たちとも意見交換し、向上心も刺激された。「アンダースローですけど、共通することもある」。投球時の意識なども質問したという。「聞いてやってみて、引き出しとして持っておくことも大事」。成長のヒントになった。

今季は10勝7敗と自身初の2桁勝利と飛躍を遂げた。ただ、心残りも大きい。「勝負どころの9月、10月は思うような球が投げられなかった。その印象の方が僕の中では残っている。2桁が遠い昔のような、感じで今はいます」。8月20日以降の5試合は1勝4敗だった。

明日13日以降、秋季キャンプの参加は免除となるが、意欲に満ちあふれている。「終盤に失速した部分は何かしら原因があると思う。見つけるには、休んでいる暇はないというか、今やらないと。来年もしっかり継続して同じような結果残せるように今から勝負していきたい」と力を込めた。

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