ヤクルト長岡秀樹内野手(21)が14日、22年度「三井ゴールデン・グラブ賞」のセ・リーグ遊撃手部門を初受賞した。チームの遊撃手部門での選出は、03年宮本慎也(52=日刊スポーツ評論家)以来、19年ぶりとなる。

高卒3年目で初の開幕1軍に抜てきされた今季は、開幕から遊撃の定位置を獲得。139試合に出場し、セ・リーグ遊撃手では最高の守備率9割8分をマーク。堅実なプレーで、チームの29年ぶりのリーグ連覇を支えた。シーズン当初は硬さも見られたが、山田や村上らに声をかけてもらいながら徐々に成長。「このような賞を受賞する事ができ、とても光栄に思います。まずは1年間、使い続けていただいた高津監督をはじめ、1年目、2年目と守備の基礎をたたき込んでくださった土橋コーチ、今年のシーズン中、毎日のように親身になって教えてくださった森岡コーチのおかげと思っております。これからもこの賞を取り続けられるように、一生懸命努力していきたいと思います」と、球団を通じてコメントした。

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