ロッテ松川虎生捕手(19)が16日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1100万円増の年俸2400万円(金額は推定)でサインした。「ハンコをおす時もちょっと震えたというか」と振り返りつつ「すごくいい評価をしていただきました」と、仕立てたグレーのスーツで振り返った。

昨秋ドラフト1位で市和歌山から入団し、プロ1年目の今季は3月25日の楽天戦(楽天生命パーク)で開幕戦スタメンマスクをかぶった。高卒新人捕手としてはNPB史上3人目の快挙で、開幕3連戦のうちにプロ初安打も放った。

4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)では佐々木朗希とバッテリーを組み、完全試合をアシスト。「プロ野球における完全試合を達成したピッチャーとキャッチャーの最年少(合計年齢)」として、ギネス世界記録にも認定された。「来年は全試合、組みたいなと自分の中では思っています」と意気込んだ。

1年目ながら76試合に出場し、出場選手登録の抹消は1度もなかった。球団からは「来年は全試合で捕手として守る、というところを言っていただきました」とプロ2年目も高い期待を掛けられている。

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