ロッテ佐々木朗希投手(21)の“プロ初安打”はならなかった。

20日、ZOZOマリンで行われたファン感謝デーの白黒戦、白組の一員として最終回に代打で登場。「絶対ホームラン打ちます」と意気込んで打席に入った。投手を務めた田村龍弘捕手(28)のカウント2-2からの高めをはじき返したものの、遊ゴロに倒れた。2球目の低め直球のボール判定に田村が異議を唱えかけたが、佐々木朗はひざに線を引き「低い、低い」と言わんばかりのジェスチャーをした。

ここまで公式戦ではプロ通算で4打席3三振。最後に放った安打は、大船渡高3年夏の岩手大会準決勝・一関工戦(岩手県営野球場)でのもの。自身1215日ぶりの安打とはならなかった。高校通算では12本塁打を放ち、中軸を務めていた。長いリーチを生かした長打力を誇っていたものの、そこまで本塁打の数が多くないことについて、高校時代には「試合数が少ないので」と負けん気の強さを見せたことがある。【金子真仁】

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