巨人育成の保科広一外野手(24)が21日、10万増の年俸420万円で契約更改した。

今季は3軍を主戦場とし、イースタン・リーグでは8試合で打率2割だった。秋季練習では紅白戦で本塁打を放つなど、持ち前のパワーを猛アピール。大久保打撃チーフコーチから「あんなファームの子は西武の森以来」と称賛された。宮崎での秋季キャンプにも参加し、1軍首脳陣に直接指導を受けた。

保科は「ワンチャンスをものにして、来年に向けてのいいスタートができると思う。今しかチャンスはないと思っているので、1日1日を無駄にすることなく、このオフシーズンが大事なので、しっかりやっていきたい」と引き締めた。

米国人の父を持ち、身体能力が武器の外野手。「一番は長打力なので、思い切りスイングして、大きいのを打てる打撃スタイルを磨いていきたい」と力を込めた。(金額は推定)

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