阪神二保旭投手(32)が22日、兵庫・西宮市内の球団施設で契約更改に臨んだ。今季2700万円の年俸から、減額制限(25%減)いっぱいの675万円減、2025万円でサインした。

ソフトバンクから移籍2年目の今季は2軍でプレー。ウエスタン・リーグで1試のみ先発として登板していたが、中継ぎとしてマウンドに。計28試合で2勝2敗、トップタイとなる13セーブで同リーグのセーブ王となった。1年を振り返り「1軍で投げることができず申し訳ない気持ちと情けない気持ちがあった。今年はケガだったり、なかなか思うようにいかないシーズンだった。(球団には)来年やり返すという気持ちを伝えました」と悔しさをにじませた。

来季は先発か中継ぎどちらで登板したいかの問いには「個人的に自分では、どっちがやりたいは特にはないです。チーム事情だったり、ここで投げてほしいっていうところで、僕はいつでも対応しますっていう準備をするのがプロだと思ってる。できる限り準備をしていこうかなと思ってます」と気を引き締めた。(金額は推定)

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