来季はタイトルとともに-。ロッテ佐々木朗希投手が特別賞2冠で表彰された。完全試合を達成した4月10日オリックス戦の13者連続奪三振に対してコミッショナー特別賞を、同試合の1試合19奪三振にはパ・リーグ特別賞が贈られた。「すごくうれしいですけど、来季はタイトルをとってこのステージに上がりたいなと思いました」。沸き上がったのは喜びだけではなかった。

今季投手部門はオリックス山本が4冠。佐々木朗は9勝で129回1/3を投げたが、規定投球回(143)に届かなかった。沢村賞の選考でも、今後に期待する声は多く上がった。だがいずれの賞も、山本を超えなければならない。「まずは先発として規定投球回投げて、その中でとれる賞は全部とる気持ちでいきたい。由伸さんとはまだまだ差がある。来季その差を埋められるように頑張りたいと思います」と目標を定めた。

▽ロッテ高部(44盗塁で初の盗塁王) シーズン初めから担当コーチと盗塁を何個したいね、盗塁王とれるように頑張ろうという話をしてきたので、達成できてよかった。最多安打も狙っていたので、打撃賞もとっていきたい。

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