西武源田壮亮内野手(29)が、球団史上最長となる5年契約を結んだ。26日、契約更改交渉を行い、年俸3億円プラス出来高の5年契約にサインした。今季の1億9000万円から1億1000万円の大幅アップ。5年の長期契約は、西武では中村、外崎らの4年を超える日本人史上最長契約となる。7年目の来季、国内FA(フリーエージェント)権を取得する見通しだが、契約上27年シーズンまでプレーすることになった。

源田は交渉を終え、「生涯西武」宣言をした。「今の僕があるのも、本当にライオンズで野球がやってこられたから。ずっとライオンズで最後までやりたいですと伝えて、そういう形になりました」と“ライオンズ愛”を口にした。遊撃手として2年目の18年から、5年連続ゴールデングラブ賞という球界最高の守備力を誇る。打撃も6年で通算打率2割7分2厘と安定。20年からは主将を務め、昨夏は東京五輪で金メダルを獲得するなど、名実共にチームの大黒柱となっている。

その源田の思いと、球団の評価が総額15億円以上もの大型契約という形となった。渡辺GMは「球団からの誠意は伝えた。チームとしたら、そういう形で生涯ライオンズと言ってもらえたのは、ありがたいこと」と、相思相愛での契約締結となった。(金額は推定)

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