中日の球団納会が30日、名古屋市内のホテルで行われた。就任1年目を最下位で終えた立浪和義監督(53)は「今年は期待の大きい中、スタートしましたが結果は最下位。非常に悔しいシーズンになりました。来年は必ず巻き返していきたい」とスピーチ。獲得が決まったメジャー通算41発のアリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)を軸に反攻を宣言した。

待望の長距離砲を手に入れた。指揮官はアキーノについて「若さと日本の野球に順応しようとする姿勢に魅力がある。もちろん長打を期待している。20本以上打ってくれれば。(守備も)ライトで肩は岡林以上。」と新たな4番候補として最低20発を期待した。

17選手を戦力外とし、阿部、京田との交換トレードで楽天涌井、DeNA砂田を獲得。外国人野手は20年まで在籍したアルモンテと、オールラウンドプレーヤーとされるカリステの加入も決めた。ドラフトでも7人中、内野手を4人指名。二遊間を刷新し、右翼に大砲アキーノを配置する新布陣で逆襲に挑む。

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