広島田中広輔内野手(33)が2日、マツダスタジアムで契約交渉を行い、今季年俸1億5000万円から減額制限を大きく超える1億2000万円減の3000万円プラス出来高(金額はすべて推定)で更改した。

今季はプロ入り最少となる41試合の出場にとどまり、先発出場はわずか8試合に終わった。打率2割、プロ入り初のシーズンゼロ本塁打、1打点。6月20日の2軍降格から再昇格することなくシーズンを終えた。80%ダウンの大幅減額にも「数字うんぬんよりは試合に出ていないので。(1軍の)舞台に立って、いかに自分のプレーを披露するか。それが野球選手として大事だと改めて感じました」と受け入れた。

新井体制となる来季へ向けて「まずはしっかり野球をしたい。その準備をしっかりして。今まで培った経験や勝負勘に自信を持ってプレーしたいなと。僕、試合中はあまり笑わないんですけど、いい顔をしてプレーしたい」とすっきりした表情を見せた。

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