DeNA大田泰示外野手(32)が2日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の5000万円(金額は推定)でサインした。
昨オフ、日本ハムを自由契約となって、DeNAに移籍。今季は右太もも裏の肉離れ、新型コロナウイルス感染で一時離脱したが、62試合に出場し、打率2割7分8厘、5本塁打、18打点で、サヨナラ打を放つなど存在感を示した。
契約更改後の会見では今シーズンの中で印象に残った試合を振り返りながら、来季の目標にレギュラー奪取を挙げた。
◆主な一問一答は以下の通り
-サインは?
はい。(はんこを)しっかり力強く押しました。
-今季を振り返って
監督が大事な場面で代打で送ってくれたり、スタメンで使ってくれたり、その中で自分が出せるパフォーマンスは少なからずできたんじゃないかと思うので、来年はもっともっと信頼を得るために結果を出さなきゃいけないと思います。
-今季、印象に残った試合は
サヨナラヒットもすごく印象に残っていますし、嶺井のサヨナラ打でホームインしたのも印象に残っていますけど、一番印象に残っているのはベイスターズに移籍してからの1本目のヒットっていうのが僕のベイスターズでのスタートでしたし、あの試合も最後は勝てて、本当にチームが一体となって、勝つ喜びっていうのを味わえた瞬間でもあったので。
-昨オフ、日本ハムを自由契約となって、DeNAに移籍したが、どうだったか
ノンテンダーという言葉は、現実を受け止めればクビと一緒なので。本当に野球をやる楽しさだったり、勝った時の喜びだったり。少年の心に戻ったような、野球を本当に楽しめたっていうのが今年のシーズンだったなと。何歳になっても、野球は楽しいなっていうのは感じましたね。
-来季、目指す数字は
僕、あんまり数字は言わないんですけど、たくさん打って、1本でも多くヒットを打って、1本でも多くホームランを打って。とにかく、チームが勝つ活躍をすれば、それで良いと思うので。