ソフトバンクが日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使した近藤健介外野手(29)を獲得することが12日、分かった。出来高込みで推定6年総額35億円超で合意した模様だ。

かねて三笠GMは、近藤は外野起用が基本線と話していた。レギュラー確約者はいないが、右翼は主砲柳田、中堅は俊足巧打に定評がある牧原大が最有力。残る左翼争いに近藤が加わる形になりそうだ。

左翼には大砲候補の正木をはじめ、今季ブレークした柳町、韋駄天(いだてん)周東、1年目で10本塁打を放った野村勇も控える。さらに今秋キャンプにテスト生で参加していたコートニー・ホーキンス外野手(29)も入団する見込みで、ドラフト生では3位の甲斐生海外野手(22)が入団する。

柳田、牧原大も含め、熾烈(しれつ)なレギュラー争いは必至だ。

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