日本ハム新庄剛志監督(50)が切なる願いをメディアに対して訴えかけた。「みなさんが、スターをつくるんですよ」。真剣なまなざしで“スター育成”を要望した。自身の経験を踏まえて、真意を説明した。

新庄監督 僕がこれだけ騒がれるのは、マスコミのみんなが(その状況を)つくってくれたわけであって。マスコミの方たちが、僕が何しようが取りあげてくれなかったら、今の僕はいないので…いたかな(笑い)。まあ派手ですからね。

しっかりと話のオチを付けるところが、大スターになるべくしてなった新庄監督らしさ。そんな面白さも含めて野球選手として、阪神時代からメディアで取り上げられて世の中に発信され続けてきたから、今の立場があると力説した。

今季も勝利した試合後は「選手に聞いてあげて」と、活躍した選手が一番に取り上げられることを求めることが多かった。来季へ向けて「みなさんに(スター)選手をつくってもらわないと」と、今季以上に“新庄チルドレン”たちを活躍させて、1人でも多くメディアを通してスターへ押し上げるつもり。そうなれば、日本一へ向かう道にも光が差してくる。

【関連記事】日本ハムニュース一覧