阪神大学野球1部の大阪電通大は10日、ロッテなどで活躍した成本年秀氏(54)の投手コーチ就任を発表した。

成本氏は西宮東、京産大、大阪ガスを経て92年ドラフト2位でロッテ入り。96年に最優秀救援賞を獲得するなどリリーフで活躍。通算271試合で83セーブを記録した。01年には阪神でカムバック賞。引退後はヤクルトやロッテで投手コーチを歴任した。

大学を通じて「向上心があり熱心な学生さんが多いようで、とても楽しみです。選手たちのレベルアップに1つでもヒントやきっかけを与えられればと思います。学業と両立しつつ、野球を通して人間性を磨いてもらうために野球への取り組み方や意識の持ち方などを伝えていければと考えています」とコメントした。