日本ハムは20日、2月1日から始まる春季キャンプの1、2軍振り分けを発表した。

1軍メンバーにはドラフト1位の矢沢宏太投手(22=日体大)、同2位金村尚真投手(22=富士大)、同3位加藤豪将内野手(28=メッツ傘下3Aシラキュース)、同5位奈良間大己内野手(22=立正大)、同6位宮内春輝投手(26=日本製紙石巻)が選出された。新人5人が1軍スタートするのは、06年以来17年ぶりで、北海道移転後では最多タイとなる。

06年は新庄監督が現役引退した年。北海道移転後初、球団として25年ぶりのリーグ制覇、44年ぶりの日本一に輝いている。昨季は最下位に沈んだ日本ハムだが、新庄監督は昨年9月の札幌ドーム最終戦セレモニーで「来年は2位も6位も一緒。日本一だけを目指してブレずに戦っていきたい」と宣言。即戦力ルーキーを多数1軍キャンプに加えてチームを活性化し、タイトル奪還への勢いをつける。

新人以外では、2年目の畔柳亨丞投手(19)、阪口楽内野手(19)、長谷川威展投手(23)、北山亘基投手(23)、4年目の梅林優貴捕手(24)、西武から「現役ドラフト」で加入した松岡洸希投手(22)の6人が、初の1軍スタートになった。

【1軍=タピックスタジアム名護(41人)】

<投手=22人>

矢沢宏太、加藤貴之、上沢直之、伊藤大海、吉田輝星、上原健太、金村尚真、田中正義、河野竜生、井口和朋、ポンセ、畔柳亨丞、鈴木健矢、斎藤友貴哉、石川直也、長谷川威展、北山亘基、根本悠楓、宮内春輝、北浦竜次、斎藤綱記、松岡洸希

<捕手=4人>

伏見寅威、古川裕大、宇佐見真吾、梅林優貴

<内野手=9人>

加藤豪将、上川畑大悟、野村佑希、アルカンタラ、清宮幸太郎、石井一成、阪口楽、細川凌平、奈良間大己

<外野手=6人>

松本剛、浅間大基、江越大賀、五十幡亮汰、今川優馬、万波中生

【2軍=沖縄・かいぎんスタジアム国頭(37人)】

<投手=24人>

生田目翼、達孝太、玉井大翔、杉浦稔大、宮西尚生、立野和明、堀瑞輝、西村天裕、福田俊、ロドリゲス、ガント、池田隆英、安西叶翔、松浦慶斗、メネズ、田中瑛斗、松本遼大、斉藤伸治、福島蓮、柳川大晟、中山晶量、山本晃大、柿木蓮、姫野優也

<捕手=3人>

清水優心、郡拓也、田宮裕涼

<内野手=5人>

中島卓也、谷内亮太、有薗直輝、水野達稀、山田遥楓

<外野手=5人>

木村文紀、阿部和広、藤田大清、山口アタル、王柏融

※マルティネスはWBCキューバ代表候補選手のため、2月1日からのキャンプ参加は未定。

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