楽天西口直人投手(26)が、セットアッパーの地位を確固たるものにする。昨季は61試合に登板し、4勝0敗、防御率2・26と飛躍。8回の男として定着した。27日、楽天モバイルパークでの自主トレを公開。状態は徐々に上がってきている。「今年も変わらず、どんな場面でもチームに必要とされたところでしっかりと仕事ができるように。キャンプから準備して、1年間通して、役割を全うできれば」と意気込んだ。

オフ期間は宮崎・都城で、中日柳らと自主トレ。下半身と体幹強化に重点を置いた。「(柳は)下半身と体幹がしっかりされているので、1球1球のフォームが変わらない。自分の場合は違うところもありますし、投げたあとのバランスもまだまだ。もっと改善して、伸びるんじゃないかなと自分では考えている」と前を向く。

課題を克服して、今季もブルペンを支える。クローザーにも意欲を見せた。チームメートの松井裕がWBCに参加するため、一時的に守護神が不在となる。「もちろん抑えというのは1度やってみたい。松井さんにしっかりと戦って、勝っていかないといけないと思う。年齢も1つしか変わりませんし、松井さんに負けないように自分もやってきたつもりではいる。8回ないし、9回を目指しながらキャンプでしっかりアピールしていきたいなと思います」と闘志を燃やした。

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