ソフトバンク・ドラフト3位生海外野手(22=東北福祉大)が宮崎キャンプに向け気を引き締めた。「走り込みも多いと聞いているので、自分に厳しく追い込んでいけたらいいと思う」。

新人合同自主トレも残り1日。肉体的な疲れもピークのようで「プロの練習はやはり体力がないとダメと感じた」と苦笑いした。新人野手ではただ1人、A組入りが決定。憧れの存在でもある柳田との練習を楽しみにしている。「(柳田は)オーラが違う。打撃のことをいっぱい聞きたい」。打撃フォームは軸がぶれないようにと、ヤクルト村上を参考に昨年夏からスタンスを広げた形に変更。「体力をつけていっぱい振り込んでいきたい」と話した。

○…リチャード内野手が福岡・筑後市のファーム施設で約2時間、打ち込んだ。西武山川らとの沖縄自主トレを打ち上げ、キャンプに向け最終調整。育成練習を視察に訪れていた小久保2軍監督は「ほっそりして締まった感じ」とリチャードの動きも見守った。6年目の今季こそ「大砲」覚醒が期待される。113キロまで絞ったボディでマシン相手に快音を連発していた。「自分が変わればいい結果が出る。回りを気にしない」と沖縄自主トレでも「不動心」を強調。寡黙にバットを振り続けるつもりだ。

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