阪神大山悠輔内野手(28)が沖縄先乗り合同自主トレの初日、フリー打撃でいきなり6連続を含む8本の柵越えを披露した。
前日28日に岡田監督がテレビ生出演で今季の4番大山を公言したばかり。絶大なる信頼を受け止めた主砲は一夜明け、指揮官へのアンサーと言わんばかりに早速フェンスオーバーを繰り返した。
豪快に計41スイングし、左翼方向への鋭い当たりを連発した。
「ボールの見え方などを確認できたのが良かった。1年間戦い抜く体の強さや柔軟性であったり、年間を通して考えていかないといけないところもやりつつ、仕上げていきたい」
2月1日キャンプインに向け、イメージは明確だ。
「柵越え何本とか書かれるけれど、大事なのはそこじゃない。自分のポイントでスイングができたか、しっかり何本捉えることができたかが大事。(柵越えに)惑わされず、しっかり考えを持ってやりたい」
ブレずに地に足をつけて、1歩1歩進化を図る。
この日相手役を務めた谷川打撃投手は、主砲の打撃内容に興奮気味だ。
「すごいっすね。えぐいっす。振れていましたし、ほぼ仕留めていましたね」
谷川打撃投手は阪神から日本ハムに移籍後、昨季限りで現役を引退。元同僚のレベルアップを強烈な打球から感じ取り、早くも度肝を抜かれた様子だ。
もちろん、背番号3には一切の慢心もない。大目標に掲げる「アレ(=優勝)」を達成するために、今後も一瞬一瞬を大事にする毎日が続く。
「レベルアップしかないので(キャンプインまでの)この2日間も無駄にしないようにやっています」
4番フル稼働を託される23年。大山の頼もしさが増している。【三宅ひとみ】



