阪神の沖縄先乗り合同自主トレに、助っ人としては異例参戦したヨハン・ミエセス外野手(27=レッドソックス3A)が、早速チームに溶け込んだ。

午前9時56分、グラウンドに姿を現すと、通訳を介し円陣の中でナインにあいさつ。その後、3列縦隊となって歩調を合わせる「連帯歩調」では岩崎に促され前川、井上とともに先頭へ。120キロの巨漢が笑顔で虎ナインを引っ張った。

佐藤輝らとも会話をかわすなど、歓迎ムードの選手とともにリラックスした様子で練習に臨んだ。

ミエセスはこの日の午前9時32分に宜野座のキャンプ地に到着。若手主体の先乗り自主トレに新助っ人が参戦することは異例だ。

ミエセスは26日に虎助っ人5人の中で一番乗りとなる来日。翌27日に入団会見を行い「優勝に導けるようにやりたい」と意気込んでいた。会見後には早速、室内で打撃練習を行うなど、体調も万全な様子だった。