西武の新人合同自主トレが31日、最終日を迎える。

ルーキーたちがファンにあいさつする姿が好評で、特に甲子園に出場した高校時代から女性ファンが多かったドラフト3位野田海人捕手(17=九州国際大付)のあいさつは目立つ。

「高校の時にキャプテンやってたので。チームの顔として、あいさつからちゃんとしていこうと自分の中で思っていたので。プロに入っても続けていこうかなと」

そんな思いだという。武器のスローイングはなかなか披露する機会もなかったが「コミュニケーションを取れたり、仲を深め合えた時間だなって思っています」と3週間強の新人合同トレを振り返った。

木製バットでのシュアな打撃を見せたものの、春季キャンプは高知・春野でのB班でスタートする。

「守備を極めて、各投手のいいところを引き出すような捕手になっていきたいなと思います。目標は(ソフトバンク)甲斐拓也選手なので、甲斐さんを超えられるような選手に、プロ野球人生の中でなりたいと思っています」

笑顔を忘れず、ゆっくり足場を築く。【金子真仁】

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