日本ハム新庄剛志監督(51)が30日、上下とも白のスエットにグレーのニット帽を被る“新庄スタイルで”1軍の春季キャンプ地の沖縄・名護へ入った。

宿舎に到着すると、テレビカメラの前で「優勝だけを目指して。あとはみんなが期待するパフォーマンスはあんまないから。野球だけやっていきます」と宣言した。

昨年は那覇空港到着時に“お色直し”をして、古い野球のグラブ約40個を使用した赤が基調のド派手なロングコート姿で登場したが、今年は那覇空港での大がかりな“登場シーン”は封印。名護への移動もタクシー会社のハイヤーだった。

日本一だけを目指す今季への決意を“普通のキャンプ地入り”で示した。「ペナントレースは俺の頭の中では50試合しかない。もうスタートダッシュ。30から50試合を常にトップの位置にいて、後はもう、その経験は(50試合以降へ)つながっていくから。最初の50はマジでもう死ぬ気で。だから、試合勘を開幕戦でトップに持っていけるように紅白戦を明後日(2月1日)から、どこのチームよりも先にやる」。静かな名護入りも、闘志は満々だった。

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