中日高橋宏斗投手(20)が、WBC公式球への自信をのぞかせた。チームは30日にキャンプ地の沖縄に入った。

最年少でWBC代表に選ばれた右腕は、大会で使う公式球を使っての投球感覚に「全球種ともいつも以上。苦にはしていない。変化球、直球とも有効に使えます」と胸を張って言い、すっかり対応している。

昨年12月から1月下旬まで同じ日本代表でオリックスのエース山本の自主トレに参加。弟子入り期間中に、公式球を積極的に使って体になじませた。2月1日からの沖縄・北谷での1軍キャンプに向けて、「いいコンディションで、来られている。しっかりとローテーションに入って、1年間回れる準備をしたい」と誓った。同11日には今年初の対外試合として、韓国サムスンと練習試合(赤間)が組まれている。「行けと言われたら、準備はできている。2月1日に試合があっても、自分は行けます」と表情から自信があふれた。

立浪監督も「試合の緊張感だったり、出る選手もすごい。いろんなことを吸収して帰ってきてほしい。仕上げて宮崎に送り出したい」と、竜のエース候補生の背中を押した。【伊東大介】

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