ロッテは31日、2023年のチームスローガンを「今日をチャンスに変える。」と決定した。

監督、選手、スタッフらはキャンプ地の沖縄・石垣市中央総合運動公園野球場に集合。室内練習場で行ったチーム全体ミーティングで吉井理人監督(57)から発表された。吉井監督は「このスローガンを見て、どう感じたか教えてください」と選手たちを指名。安田尚憲内野手(23)、佐々木朗希投手(21)、山口航輝外野手(22)、ドラフト3位ルーキー田中晴也投手(18=日本文理)から考えを求めた。

佐々木朗は「いろいろな機会を持てると思うので、チャンスに出来るようにすることだと思います」。山口も「1日1日をチャンスに変えて、日々新しい日が来るので、ポジティブにいろいろ考えて、切り替えも出来るので、また新しい日が来たと思って1日1日頑張ることだと思います」と答えた。

指揮官も「何かを学ぶには自分で体験する以上に良い方法はないということ。とにかくトライしてみてください」と、自身が中学生のころから感銘を受けてきたドイツの物理学者アルベルト・アインシュタインの言葉を引用しながら、思いを伝えた。「人の言葉をうのみにしないで、自分でいろいろと考えてほしい。自分が選手の時も一方的に発信されてもほとんど聞いてなかったので。なるべく選手が興味を持てるように話しをしていきたい」。失敗を恐れずに挑戦し続けるチーム構想を明かした。

この日はミーティング後は、それぞれが体を動かし、翌日に迫ったキャンプインに向けて調整した。【鎌田直秀】

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