阪神の1軍沖縄・宜野座キャンプが1日、好天でスタートした。練習前の気温は19度。来場に事前予約が不要となりスタンドはファンで埋められ、歓迎セレモニーが行われた。

午前9時53分、「六甲おろし」が流れる歓迎ムードの中、選手会長の近本光司外野手(28)ら選手がグラウンド入り。同55分、岡田彰布監督(65)ら首脳陣もマウンド付近に集まると、大きな拍手が起こった。

岡田監督はあいさつで「アレ」を9回連呼。スタンドからは「アレばっかり」というツッコミの声もあがり、和やかな雰囲気に包まれた。

岡田監督のあいさつは以下の通り。

 

先ほど宜野座村に、20という節目の年を迎えるということで、長きにわたってお世話になってます。2003年、コーチとして宜野座村に初めてグラウンドに降りたんですけど、その年、アレを成し遂げて、最初の年にアレを達成できて。2004年から前回の監督を引き受けて、2月1日雨に降られて、石川の体育館に行った記憶があります。

宜野座村の方にはドームを作ってほしいというのもあって、宜野座のドームが2005年に作ってもらえまして、その年アレを成し遂げた。そういう意味ですごく、宜野座村には長い、いい思い出がたくさんありました。今回は2005年にアレを成し遂げた、その当時選手、そういう仲間がまた、コーチとして今回来てくれてます。

私は15年ぶりにタイガースのユニホームを着たわけですけど、やっぱり、このユニホームに袖を通すと、数多くの先輩方の伝統の重みをすごく実感しています。18年ぶりという、なかなかアレにたどり着けない日を送りましたが、ユニホーム着た以上はアレに向かって宜野座キャンプから向かっていきたいと思います。

今年は2軍もうるま市でキャンプ張ることができました。タイガース全員の選手に激励してもらいたいと思います。23年は、2月1日、宜野座からアレを目指して、シーズンでアレを勝ち取り、秋にはアレの喜びをみなさんと分かち合いたいと思います。

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