ロッテの春季キャンプが1日、沖縄・石垣市中央運動公園野球場で始まった。

キャンプインセレモニーでは吉井理人監督(57)があいさつ。「ロッテ晴れの中、キャンプ初日を迎えられたこと、うれしく思います。このような施設を用意していただき本当に感謝しています。今年も日本一目指して頑張ります」。石垣島のファンから大きな拍手を浴びた。

今季の吉井監督の発案で、1軍、2軍の区分けをしない異例の形式がとられた。昨季の主力メンバーと育成で入った高卒選手が一緒に練習を行い、コーチ陣も混在して、全員がコミュニケーションを取りながら競争していく狙いだ。

投手陣はドラフト1位ルーキー菊地吏玖投手(22=専大)が緊張感たっぷりに、初日からブルペンに入った。打者陣も打撃練習や投内連係練習で各選手が大きな声を出しながら盛り上げた。

吉井監督もメイン球場、第2球場、ブルペンなど、精力的に動きまわった。自主性も重んじながら、時には選手たちの円陣に加わるなど、“吉井流”キャンプを構築していく。

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