楽天から移籍した中日涌井が初日からブルペン入りした。通算154勝右腕は、立浪監督も見守る中で捕手を座らせ投球を披露。「いつも1日に入れる状態で来る。2月1日に合わせているわけでもない。これから徐々に上げていく」と、4球団目でのキャンプ初日を冷静に振り返った。

新ユニホームでブルペン初披露は17球で終えた。「(背番号と同じ)20球で終わろうと思ったが、いい球がいったので」。納得する球がミットに収まり、お披露目を終えた。

横浜の後輩・柳から初々しい新ユニホーム姿をイジられる場面もあったが、竜のエースナンバーに責任感は十分。「歴史をさかのぼって、すごいエース番号。1年を通して実感できれば。開幕ローテに入って1年間しっかりやりたい」。キャンプ初日には開幕投手候補に挙がる大野雄、柳、小笠原も次々とブルペン入りした。

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