西武中熊大智捕手(26)が1日、埼玉・所沢の球団施設で自主トレした。

オリックスにFA移籍した森が抜けての正捕手争いで、まずはA班キャンプ(宮崎・南郷、6日スタート)のメンバーに入った。「ここからが本当の勝負になってくると思うので。安心した気持ちはないです」と強い目で話した。

熊本・菊陽町の出身で今回、町のPR大使就任が決まった。「とにかく住みやすい街です。空港が近いし、熊本インターも近いし、友達とご飯に行こうとなったら熊本の中心地まで20分くらいで行けますし」。ニンジンが名産で“キャロッピー・タウン”と呼ばれており、中熊も「町のバスもキャッロピー号です」としっかり小ネタでPRする。

とはいえ、1軍ではまだ通算1打席のみ。「今年は何とか1軍で結果を残して、菊陽を盛り上げられるよう頑張りたいです」と意気込む。

以前は「メラメラしてます。火の国です」と今季へ燃えていた熊本男児。この日は「キャンプ初日の2月6日から、ギラギラした気持ちで」と心意気の進化を表現した。【金子真仁】

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