谷繁元信氏(52=日刊スポーツ評論家)が、WBC日本代表のソフトバンク甲斐拓也捕手(30)との「キャッチャートーク」を実現させた。YouTubeの「谷繁ベースボールチャンネル」で動画が公開されている。

谷繁氏がオフに大分で自主トレを行っていた甲斐を訪ねる形で、2人は向かい合った。出会いは18年に当時ソフトバンクの工藤公康監督がロッテ戦(ZOZOマリン)の試合前に「シゲ、拓也と話してやってくれ」と言われたのが、きっかけだった。「捕手で1番大事なことは何ですか?」との若手捕手の問いに「我慢」と返した。甲斐は「今でもそれは大事にしています」と胸に刻み、レギュラー獲得にもつなげた。

今回の対談では甲斐が「(リードが)パターン化になっている。自分でも分かっているけど『そうするしかないんだよな』って結局いっちゃうところがあるんですよ」とガチ相談。谷繁氏も「俺も何回も経験しているから分かる」とうなずきながらも「簡単です。変える勇気を持つこと。シーズンの最初に違うことをする。相手に『変わったな』と思わせたら、また元に戻せばいい。そうやって引き出しを増やしていく」と説いた。

2人の捕手ならではの深いトークが展開され、計4本が公開予定となっている。

YouTube「谷繁ベースボールチャンネル」はこちら