阪神のOB赤星憲広氏(46)が4日、古巣の沖縄・宜野座キャンプに臨時コーチとして合流し、選手の個別指導を行った。

ベースランニングで野手20人全員にアドバイスした後、近本光司外野手(28)、中野拓夢内野手(26)、島田海吏外野手(26)、植田海内野手(26)、小幡竜平内野手(22)の左打ちの選手を集めた。トスをセンターから右方向に打ち返し、一塁へ駆け抜ける練習の後、センターから左方向に打ち返すパターンも同様に行い、動きを観察していた。

赤星氏は練習前の円陣で「大したことはできないかもしれないけど、引退してから外から見てきて、これができるんじゃないかなと感じたこともあるので、3日間ですけど、それを足の速い子だけじゃなくみなさんに浸透させたいなと思います」とあいさつしていた。

この日は近本、中野らを対象にした個別の走塁練習が予定されている。

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