阪神から新加入の日本ハム江越大賀外野手(29)が5回の第2打席で“移籍後初本塁打”を放った。左腕長谷川の148キロ直球を捉えると「あ、いっちゃった」。打球は弾丸ライナーで左翼芝生席へ着弾した。

昨秋の移籍会見で新庄剛志監督(51)から「本塁打を打ったら罰金」と言われていた江越。2回の第1打席は右腕の立野から、しっかりとミートを意識して中前打。「1打席目みたいに」と、ミートを心がけた第2打席は「5、6割のイメージ」で振って弾丸ライナー弾。「忘れてました…」と、苦笑いした。

この日は紅組の9番右翼でスタメン出場し、2打数2安打1打点。衝撃のアーチを打った直後の5回裏の守備から途中交代した江越は「僕はホームランバッターじゃないんで。マンチュウ(万波)のようなパワーは僕にはないので、何とか確率を上げる練習をしています」と、指揮官の指令通りに今後もミートに徹する構え。期待の“ロマン砲”がポテンシャルの高さを証明した。

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