西武今井達也投手(24)が7日、宮崎・南郷キャンプで初めてブルペン投球を行った。

背番号48が新鮮だ。「違和感というか、まだ慣れない部分も。1日のスケジュール表とかを見て、自分の番号が最初にないので、そこはちょっと慣れない部分は自分の中でもあるんですけど」。背番号11から、尊敬する武隈祥太氏が昨年まで付けた48番への変更をこのオフ、志願した。

スライダー、フォークも交えながらの36球。「右打者の外と、左打者の内側の真っすぐが、去年はちょっと引っかける球が多かったんですけど、それがだいぶ減ったかなって」。豊かな球威に、打席に立つ外崎らが驚きの表情を見せた。

今後のブルペンでも、極端に投球数を多くすることはしない。日々のテーマを最優先に投げる。「少しずつですけど、理想の形に近づいてきてはいるのかなと思います」と確かな手ごたえを口にした。【金子真仁】