侍ジャパンに最年少選出された中日高橋宏斗投手がキャンプ初のシート打撃に登板した。

打者のべ12人と対戦し、1安打3三振2四球。「打者にしっかり投げられた。いい感覚で終われた」と、代表合宿合流へ上々の滑り出しを見せた。

鵜飼に中前打を許したものの、木下、三好からは宝刀スプリットで空振り三振。ルーキー福永は外角低めへの直球で見逃し三振を奪い45球の登板を終えた。「指にかかって、いいラインが出てくれた。あの球を増やせるようにしたい」と振り返った。

立浪監督が懸念した投球フォームは、昨季同様にしっかりと左足を上げるスタイル。今オフ自主トレでオリックス山本から学んだ体重移動も意識した。「いい方向に持っていけるフォームをいろいろ考えている中。完成形ではなく、まだ進化できる」と、試行錯誤中を強調。次回の打者との対戦は、11日以降に組まれる練習試合になりそうだ。

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