「ラオウ」ことオリックス杉本裕太郎外野手(31)が壮行アーチでWBC組の背中を押す。山本、宇田川、宮城の3投手は16日にチームを離れる。それまでに紅白戦を予定。杉本は真剣勝負を宣言し「うちの野手はみんな(山本)由伸と対戦したいと言っている。世界を倒す前に、まずは僕たちを倒してほしい。それから行ってくださいという感じです」と腕まくりした。

“開幕”が3週間早いWBC組にとって、仲間たちの本気モードは何よりありがたい。「壮行試合」の様相を呈する紅白戦は15日までに1~2試合を予定。悪天候の予報が続くため日程は流動的だが、球団は何とか3人を実戦マウンドに立たせてから、代表に送り出したい意向がある。中嶋監督も「やれる時にやらないと」と天気を見ながら懸命にスケジュールを思案している。

もちろん残る選手にも最高の機会になる。杉本は、3人が実戦形式に登板した8日に対戦できず悔しがっていた。「他球団の野手に聞いても、由伸は特にやばいって言っている。その球を見ておいた方がいい」と熱望。盟友に、一片の悔いもないキャンプの締めくくりをプレゼントするつもりだ。【柏原誠】

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