日本ハム北山亘基投手(23)が、野球用具「アイピーセレクト」ブランドの販売を手がける「プロスペクト社」とクレアシオンパートナー契約を結んだことが10日、分かった。プロ2年目にして昨季から愛用するグラブメーカーの“顔”に抜てきされた。開幕投手を務めるだけでなく、チーム最多の55試合に登板した1年目を支えてくれたグラブとともに、今季もさらなる飛躍を目指す。

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北山が今季も異例の抜てきをされた。プロ入りを機に使用しているグラブのブランド「アイピーセレクト」を展開する「プロスペクト社」と、クレアシオンパートナー契約を結んだ。同社の代表取締役の瀬野竜之介氏(52)は「北山選手は若いですが、野球だけじゃなく人柄も非常にすばらしい人物。本来であれば、何年か使用していただいてから契約を考えますが、何事も深いところまで追求する姿勢は野球選手の中でも特にすばらしく、我々もともに向上していきたいと思い、契約させてもらいました」と、説明した。

クレアシオンとはフランス語で「創造」を意味する。チーム内での愛称が「教授」の北山は異名通りに研究熱心。体の使い方やメンタル面も含めて多角的な視点で鍛錬を重ねる姿勢が、同社の理念とも合致した。やり投げのように投げて全身を使う意識を向上させる「フレーチャ」や、指に装着して正しい身体操作を引き出す「コマンド」といった同社が扱うトレーニング器具も提供。そしてパフォーマンスの向上につながる、より良いグラブも一緒に「創造」していくため、アイピーセレクトのグラブを使用し始めてから2年目でのスピード契約に至った。

北山は「目に見える実績もあるわけじゃないんですけど、そういう形で応援してくださるのはありがたい限りです」と、感謝した。激動のルーキーイヤーも「ケガなく1年間できたのは、グラブのおかげです。機能性も質も皮もすごくいい」と、実感する。一般的な人さし指をグラブの外側に出すのではなく、中指を出すのがアイピーセレクトの特徴。「体の連動性にもつながって感覚的にも助けられた部分はあります」と、今季もグラブの型は変えずにシーズンに臨む。カラーは黒一色から「ファイターズカラーの青のラインを入れました」。同社からの強力なサポートも受ける今季は、チームも背負う気概で臨む。

○…日本ハム上沢がローリングス社とアドバイザリースタッフ契約を結んだ。今オフのメジャー移籍を目指す右腕は、20年シーズンから同社のグラブを愛用。同社のホームページで「多くのメジャーリーガーが使用するローリングス社とアドバイザリー契約を結べることを大変光栄に思います。ローリングスのグラブは革の質、型、ともにとても素晴らしく僕のパフォーマンスアップに直結していると思っています。今シーズンはキャリアハイを目指して頑張ります」と、コメントした。

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