西武ドラフト4位の青山美夏人投手(22=亜大)が12日、宮崎・南郷キャンプで初の打撃投手を務めた。

相手はWBC組の山川穂高内野手(31)と源田壮亮内野手(29)。「まさかおふたりとは。ビックリしました」。長打性も浴びながら、最速144キロの直球にスプリットなどを混ぜ、44球を堂々と投げ抜いた。

打撃ケージ裏では、腕を組む松坂大輔臨時コーチ(42)がルーキーの投球を見つめた。青山は「変な感じです。不思議。プロの世界ってすごいなと」。投球後は30秒ほど会話する場面があった。松坂氏からは「差し込んでのファウルとかも取れていたから、ああいうのもいいと思うよ」と感想をもらったという。少年時代に初めて買ってもらったグラブは松坂モデル。縁がつながった。

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